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  • 執筆者の写真Hiroaki Ehara

かけだし情報1234

畑情報


 先週は梅雨空が続き、時折強い雨が降りました。気温が高いと蒸し暑さが増し、動くだけでも汗が出てきます。気温も真夏日や猛暑日といった言葉が頻繁に出てくるようになりました。コロナ対策と熱中症対策を並行して行わなくてはならず、マスクをつけているのも大変です。もちろん、一人で畑や田んぼでの作業にはマスクはせずにいますが、配達時やちょっとした買い物には、まだ三密にならないように気を付けています。

 田植えをしてから1週間が過ぎようとしています。家の前の田んぼでは合鴨を放す準備をしていました。

家から出てすぐのところにある苗代の一角に鴨の小屋があります。その小屋の周りを仕切って、合鴨たちを入れていました。合鴨たちはちょっとした隙間からでも外に出ようとします。しっかりと周りをかこったつもりでも、気がつくと1羽、そしてまた1羽と小屋の外に出てウロウロしています。

 すぐに捕まえて小屋に戻すのですが、そのタイミングが遅くなると外敵にやられてしまいます。その一番手がカラスです。多分同じカラスだと思うのですが、遠くの木や電柱、家の屋根にとまってじっと様子をうかがっています。人の気配がないと察するとすぐに飛んできて鴨を捕まえて飛び去ります。何度がカラスが捕まえていくのを見かけましたが、時すでに遅しです。

 さて、月曜日は先日の雨の天気から一転、猛暑日を観測するところもでるような暑い1日でした。土曜日、日曜日と鴨を話すための準備として、田んぼの周りにネットと畔波シートを張る作業をしました。小屋の中にいる鴨たちは早く外に出してほしくて人が近づく気配を感じると一斉に声を上げて出口近くに集まってきます。

 本当は、左右両方の田んぼの準備が整ってから田んぼに放す予定だったのですが、小屋に入れっぱなしにして逃げだし、カラスに狙われることを考えると、早めに田んぼに放したほうが良いと判断し、片側の田んぼのネット張りと畔波シートが張り終わった時点で合鴨たちを小屋から外に出しました。

 カラス除けには田んぼの上にミシン糸を張ることで対応しています。カラスは目が良く、糸が張ってあることで、その中に入ることが危険と判断するようです。ただ、何度も小屋から鴨を捕まえているカラスには、この糸作戦が通用するかどうかは疑問です。


 明日にはもう片側の田んぼにもネットを張り、合鴨を放す準備は整います。こちらの田んぼには、もう少し水慣らしの訓練をさせてから50羽ほどを放す予定です。夕日が田んぼを照らしている中で、合鴨たちが泳ぎ回る光景は見ていると癒されます。でも、1週間~10日もすると一気に合鴨は成長し、体が倍ほどになってしまいます。かわいいという表現よりもたくましくなったという感じになっていきます。

 田植え作業を中心に動いていたこの3週間、畑の管理がやや手薄になっていました。トマトに支柱を立てて誘引する作業もまだ2か所が終わっておらず、ナスも支柱を立てる所が残っています。雨と高温で草は伸びてきて草刈り作業も急務です。毎年、後手後手になっていたサツマイモの草刈りだけは、今年は早めに手を打ちました。いつも雑草に覆われてしまい、サツマイモのツルを切らないように草刈りをするのが大変でしたが、今年はあと何度か草刈りをすればサツマイモのほうが伸びて草を覆ってくれることでしょう。

 地元の小学校の校庭は全面芝生です。地域の人たち25名ほどが4つのグループに分かれて毎週日曜日に芝刈りなどの管理作業をしています。私もその一員で、今年から刈り取った芝生を少しずつ畑に入れることにしました。刈り取ったばかりの芝生を袋に入れておくとすぐに発酵が始まります。畑に芝生を撒き、トラクターなどで耕しておくと畑の中で芝生が堆肥化して土が良くなります。粘土質の固い畑や少し元気がなくなってきた土に芝生を入れることで、土や畑が元気になってくれるはずです。


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