かけだし情報1213
- Hiroaki Ehara
- 2020年1月16日
- 読了時間: 4分
令和元年も残すところ1週間余りとなりました。この冬は暖冬傾向で暖かさを感じる日も多いですが、太陽がでない曇りの日には気温が一気に低くなり、寒暖の差が激しくなっています。日中、少し汗をかくと夕方には急に冷え込むので体調を崩してしまいます。汗をかいたら着替えるようにして風邪をひかないように気を付けることが必要です。
今年は不安定なお天気に悩まされた1年でした。西日本を中心に大雨となった地域が多かった梅雨、ここ埼玉でも雨降りの日が多く、お米の生育が心配されました。そしてやや遅めに開けた梅雨の後は、猛烈な猛暑がきました。それまで涼しさも感じるような日からの猛暑は体に堪えたのをおぼえています。
稲の成長も回復してきたように感じ、今度は高温障害の心配をするようになった頃、台風の季節になりました。今年の台風は日本に近いところで発生するな、と感じていましたが、それが千葉県を中心に甚大な被害をもたらすとは想像していませんでした。そして、その台風被害の復旧も始まったばかりのころ、19号が再び関東を襲い、長野県の千曲川をはじめ、多くの河川で堤防が決壊し、同時多発的に被害が発生しました。
近くの荒川も堤防の上までわずかというところまで水が増水し、鴻巣市でも避難指示が出されて、指定されていた小学校に初めて避難所が開設されました。
この台風以降も秋雨前線が停滞し大雨となる日があり、畑の冠水が続いてしまいました。排水用の溝を切っていた畑も排水が追い付かず、高めの畝を作ったところでも野菜の根が常に水にさらされているような状況でした。水が引いて数日すると、水に長時間使っていた野菜は根腐れを起こし、急に元気がなくなってそのまま枯死してしまうものが多発しました。大根なども葉っぱは元気でも抜いてみると大根の下半分が腐っているものがありました。
家の前にある合鴨田んぼは半分ほどの稲が台風の強風で倒れてしまいました。どうにか稲刈りはできましたが、刈り取りに時間がかかるなど、通常の稲刈りよりも気を使いました。
11月に入り、天気はやった安定しました。例年よりも2~3度高めの気温の日が多く、だめになった野菜の代わりにと種を播いたものを育苗ハウスで育て、それを畑に植え付けています。当初の予定とはだいぶ変わってしまいましたが、一時は台風の大雨で野菜がすべてだめになると思っていただけに、そこから回復してくれた野菜もあったので、少しほっとしているところです。
冬至も過ぎ、これからは少しずつ日が長くなっていきます。すっかり産卵をやめていた鶏たちですが、何個か卵を産み始めてきました。これから一気に挽回となってほしいところですが、少しずつでも産卵は回復していきと思います。ご迷惑をおかけしていますが、もうしばらくお待ちください。
11月に届いたヒヨコは育雛用の小屋に設置した箱が狭くなり、窮屈そうになってきたので箱を取り外して小屋全体に放しました。まだ体も小さいので、もうしばらくは育雛用の小屋でも大丈夫だったのですが、入り口のドア脇が少し開いていることがあり、そこからヒヨコが逃げ出していました。そして、今朝、飼い猫が何か加えているのを目撃し、目を凝らしてみるとヒヨコでした。慌てて追いかけましたが一目散に竹やぶの中に逃げ込んでしまい、ヒヨコを助けることができませんでした。
また、狸もウロウロしていて、今朝は金魚鉢にいる金魚が食べられてしまいました。育雛小屋のドアも簡単な作りなので、もし狸に襲われたらヒヨコが全滅する恐れがあります。そこで、先週、床の鶏糞堆肥を運び出し、もみ殻を敷き詰めた鶏小屋に急遽移動することにしました。午後から移動しましたが、広いところに開放されたヒヨコたちは元気に走り回っていました。ただ、夕方になるとどこで寝て良いのかがわからずに心配そうな声で鳴いていました。寒さをしのぐために数か所にかたまっていますが、場所によっては一番隅にいるヒヨコがつぶされる心配もあるので、定期的に見守りをし、ヒヨコがつぶされないようにしています。
今年も色々なことがありましたが、一年が過ぎるのがあっという間でした。今年も大変ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。
では、よいお年をお迎えくください。
12月28日(土)餅つきをします。
合鴨農法で育てたもち米を使って、伸し餅を作ります。ご希望の方には、お分けできますのでご連絡ください。餅は、約1升ぶんで2000円となります。
ご連絡お待ちしています。
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