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かけだし情報1208

  • 執筆者の写真: Hiroaki Ehara
    Hiroaki Ehara
  • 2019年11月26日
  • 読了時間: 3分

畑情報

 季節は晩秋から初冬への向かうようになりました。

毎年のことですが、稲刈りも終わり、畑の作業もある程度先が見えるこの時期、ほっと気が緩むのか、風邪をひいてしまいます。風邪予防には日本茶が良いというので、毎朝欠かさずにお茶を飲んでいますが、汗ばむような日中の陽気と、一気に汗が冷える夕方の寒さは、体調を崩す要因となってしまいます。

 今年は台風やその後の大雨の影響で畑の野菜に大きな影響がでてしまいました。今は、育苗ハウスを活用し、少しずつトレイに種を播き、畑に植え付けるまでハウスの中で苗を育てています。今週くらいから成長した苗を畑に植え付ける作業をし、植え付けた後で換気用の穴があけられたビニールでトンネルを作ります。トンネル内で成長したらトンネルを開けて寒さにあてる栽培をしていく予定です。

 雨のためにずっと湿りがちだった畑もトラクターで耕せるようになり、雨でだめになってしまった畝なども耕耘し、種を播きなおしました。最後まで畝の間に水が溜まった状態だった畑も、どうにか耕すことができそうなくらいに乾いたので、茂っていた雑草をハンマーモアで砕き、トラクターで耕すことができました。まだ土の中のほうは水分が多めだったので、もう一度細かく耕し、その後で種まきをする準備をしていくことになります。

 この畑は小松菜やホウレン草、大根やカブなどを

10月の初めに種まきしたところで、発芽が揃った頃に台風の被害を受けました。種まきをした畝は高めに作っていましたが、さすがに雨の量が多すぎて排水が間に合わず、ほとんど全滅?と思っていました。でも、幸いなことに、生き残った苗が復活し、少しずつ成長してきています。これから寒くなるためにどこまで回復できるかはわかりませんが、ある程度の収穫は見込めそうです。

 先週の火曜日、運送会社の事務所がある所沢までヒヨコを受け取りに行きました。先週のかけだしでも書いたように、これから冬に向かう時期にヒヨコを入れるのは初めてです。いつもは10月の初め頃なので、ひと月分以上も遅い受け入れ時期となりました。

 届いたばかりのヒヨコは全体的に元気な様子で、しばらく家の中で落ち着かせてから育苗用の小屋に移しました。

 この小屋は朝から太陽の光がいっぱい浴びることができる場所にあり、小型のビニールハウスを使っているので、昼間は暑さを感じることもあります。屋根はビニールを張り、周囲は金網で新鮮な空気が入るような小屋です。

 小屋の中には組み立てができる木の枠でヒヨコの寝場所を含めた木枠を作っています。寝る場所にはこたつを入れ、寒い夜でも暖かく寝ることができるようにしています。

 ヒヨコは長い距離でも移動に耐えられるように4つに仕切られた段ボール箱に入れられてきます。あまり密になり過ぎない広さは、ヒヨコたちがお互いに体温で寒さを防ぐにはちょうど良いものです。

 小屋の中に置いた育雛用の木枠内には新鮮な水がいつでも飲めるように、専用の水差しを置きます。寝場所から水飲み場の間には、くず米を置いた箱があり、ヒヨコたちは寝場所から出てエサを食べ、水を飲むために何度も行ったり来たりを繰り返します。

 エサは少しずつ米ぬかや発酵させたオカラなども混ぜますが、着いてすぐはくず米の玄米を数日間与えます。最初に粉状の餌を食べたものと、玄米を食べた鶏では、腸の長さが異なり、玄米を食べた鶏のほうが腸が長くなるといわれています。

 これから約3週間ほどをこの育雛小屋で過ごし、その後は鶏小屋に移動していきます。今週は、その鶏小屋から鶏を他に移動させる作業が出てきます。走り回る鶏を追いかけ、捕まえるのは結構大変で大汗をかく作業となり、全部を移動させた後はバテバテです。



 
 
 

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