畑情報
土曜日の夜から日曜日の風は強く、冷たいものでした。そろそろジャガイモを植え付けようと畑をトラクターで耕し、様子を見ながら畝立てをしようと思っていましたが、あまりの風の強さに断念しました。風が落ち着いてから植え付けの準備をしようと思います。
さて、ここ2年ほど自家製味噌を仕込んでいませんでしたが、そろそろ貯蔵している味噌も減ってきたため、味噌の仕込みをしました。残念ながら大豆は有機ではありませんが、親せきから購入したものです。麹は、麴製造器を使って何回かに分けて作った自家製の麹を使いました。大豆の量が20キロ、麹も20キロです。ほかに塩が11キロ、みりんを3L使いました。
大豆は上の写真の大釜に入れ、水を一杯に入れて約24時間ほど浸けました。その後、火を入れて2時間ほど煮て、そのまま翌朝までおいておきました。20キロの大豆は水を吸って膨れるので、火を強く燃やすと一気にあふれてしまうのですが、久しぶりだったので加減を忘れてしまい、あふれ出した煮汁に大慌ての場面もありました。大豆をつぶす前にもう一度火を入れて、少し温めておきます。
そして、餅つき用の機械を使い、大豆をすりつぶしていきます。すりつぶされた大豆は大きな桶で入れていきます。
大豆をすりつぶす作業が終わったら塩を混ぜ、続いて麹を混ぜていきます。そしてみりんを入れたらよく全体を混ぜていきます。全体を混ぜる作業は結構な力仕事です。全体が良く混ざるように桶の底のほうもしっかりと混ぜ、全体の固さを確認します。やや固いようであれば煮汁も混ぜていきますが、今回は、豆をつぶすときに煮汁も足していたので、固さはちょうどよい加減でした。
全て混ぜ終わったら、味噌を補完する大きな樽へと移します。樽には大きなビニール袋を入れ、味噌はビニールの中へと投入します。空気が入らないよう押し固めながら入れたら、最後に雑菌を防ぐために塩を表面全体にふりかけ、ビニール袋を閉じれば完成です。今回は大きな樽が一つ、小さな樽が一つ分の味噌を仕込んだことになります。
本当は味噌つくりをしたい人に声をかけることも考えたのですが、コロナの蔓延防止が延長になったため、自分たちだけで仕込みました。次回はぜひ、皆さんにも声をかけられたらと思っています。
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