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  • gabarehiroba2

かけだし情報 1276

畑情報


 4月も後半に入り、木々の葉も色が濃くなってきました。今週は25度を超える夏日の予報も出ており、季節は春から初夏へと移ろうとしています。

 春先はなかなか産んでくれなかった鶏たちも、ここにきて産卵数も安定してきました。下の写真は同じ日に別の鶏が産んだ卵です。左の卵の方が右の卵に比べると2倍ほどの大きさです。スーパーなどではL玉、S玉という分類で売られていると思います。

 左の大きい卵は産卵を始めて年月の経った鶏が産んだ卵で、右は産卵を始めてまだ2週間ほどの鶏が産んだものです。産み始めは小さい卵ですが、鶏が成長するとともに大きくなっていきます。小さな卵の殻はとても固く、大きい卵になると殻も薄くなっていきます。

 

この小さな卵を産んでいる鶏は、昨年の10月にヒヨコとして入れた一群です。まだ体も小さい鶏もいるので、全部の鶏が産み始めるまではもう少し時間がかかりそうです。今は1日に10個ほどしか産卵がないことと、小さな卵はおは得感がないので、お届けする卵の中には入れる機会が少ないのが現状です。

 鶏が初めて産んだ卵、初生卵は昔から滋養のあるものとして知られています。そのため、お産をする女性に食べさせ安産祈願をするという風習もあるようで、

貴重な卵と言われています。しょ

 初生卵は卵を産み始めてから2週間(60日というところもあるようです)以内の卵のことを言うようですから、機会があれば小さな初生卵がお届けできるかもしれません。



 育苗ハウスの中で育っている苗も大きくなってきたため、例年よりも早めに畑に植え付けを始めています。早めの育苗をしたトマトは畑に植え、トンネルをしてから不織布と穴あきビニールで保温しています。

カボチャやズッキーニも穴あきトンネルをかけています。

 また、枝豆やツルなしインゲン、そしてオクラもトレイに中で根がしっかりしてきたので、畑に植え付けました。

 今年は種まきを何度かに分けてしています。早めに植え付けをするもの、例年と同じ時期に植え付けをするもの、そして例年よりも遅めに植え付けをするものと、同じ野菜でも3回くらいに分けて種まき、育苗をしていく予定でいます。これは農業の雑誌に出ていたやり方を試しているのですが、その通りにしてもうまくいかないこともあり、やはり自分で試しながら試行錯誤をしないと駄目なことを感じます。例えばスイカです。苗は植えごろに成長していたので畑に植え、トンネルをしてからビニールをかけました。スイカは暑い条件が好きなので、穴も開いていないビニールをかけるほうが良いとありました。

 その通りにビニールをかけて様子をみました。植えた翌日は曇り、その次の日は雨模様のお天気でしたが、苗はしっかりと根付いたようにみえました。ところが、その次の日は朝から良いお天気となり半袖でも良いほどになりました。スイカのことが気にはなったのですが、他の用事で忙しくして見回るのを後回しにしてしまいました。 その結果、1本の苗が枯れてしまい、他の数本も葉っぱが暑さでやられてしまいました。

5月の初めごろにはビニールの裾をあけて温度調整をしないといけないのですが、まだ季節は4月ということで大丈夫だろうと思い込んでしまったのです。

 今週も例年よりも暑い日が多くなりそうなので、ビニールを穴あきのものに張り替え、傷んだ苗も植え替えました。

 この時期、田んぼの畔塗り、耕耘、種もみの準備といった米つくりの作業と畑の作業を並行しておこなわないといけません。また新年度になって地域の活動も始まったりしてバタバタの日々です。1週間があっという間に過ぎていくようで、やり残した作業を気にしながら動き回る感じです。時々、きれいな緑の木々に目をやり、頭を整理していくことが必要です。


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